断片置き場

小説とか書評とかを書いていくつもりです

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ないはずの未来に今はいる

自分が青かったころは何もかもが嫌で、若いうちに漠然した終幕を迎えると、本気でそう考えていた(あながち無根拠ではなかったのだがそこについては割愛する)。 そのころの発想からしてみると現在の自分は、迎えるはずのなかった未来と言うべきところにいて…

どこかにいるかもしれない

作家との別れはいろいろなものがあって、自分が成長するにつれて(変わらない)作風が肌に合わなくなる場合や、逆に作風が大きく変わってついていけない場合もあるし、(自分にはあまり覚えがないが)作家の作品外での言動が気にくわないとかもあるかもしれ…